BLOG
ブログ

案件管理ど下手くその私がようやくNotionを安住のタスク管理ツールに出来そうという話。

読了目安時間:21分

一部で話題のツール「Notion」があまりに便利だったのでざっくりとした使い方の解説と使用例をばかみたいな文章量で書きました。Notionはいいぞ。

1 2 3 4

利鷹の使用例①:タスク管理のための予定表 ~データベース機能さいつよ伝説~

まずは左メニューの「+Add a page」をクリックして、新規ページを作ります。

タイトル等を編集する前に、「DATABASE」以下にある「Board」をクリック。

するとこんな感じの画面になります。

これがデータベース機能の数ある姿のひとつ、ボード表示です。
「数ある姿のひとつって何ぞや」という方もおられると思いますが、その解説は後回しにして。
まずはこのデータベースを予定表として使うために調整していきます。

アイコンとカバー画像を設定したあと、デフォルトのグループ名(赤枠)をクリックして日本語に変更していきます。(「No Status」は変更できません。待て、日本語対応。)

「未着手」「作業中」「完了」というグループに変更した図です。
ここにタスクを「カード」と呼ばれる形で登録していけば、便利な予定表として活用する準備ができあがります。
ひとまずデフォルトで登録されている「Card 1」を編集してはじめてのタスク登録としましょう。

……普段使うときはタイトルしか編集していないのですが、せっかくなのでアイコンくらいはつけてみましょうか……

タイトル下にはデフォルトで「Assign(参加者)」、「Status(ステータス)」というふたつのプロパティが設定されています。
Assignは有料プランで複数ユーザーと予定を共有する際に利用します。個人的な予定表にはさほど必要ないのでサクッと消します。

次に「Status」を修正して日本語にしてしまいます。

そして右側の「Empty」をクリックすると、先程編集したグループ名が表示されるので、「未着手」に設定。

これだけでもタスク管理表としては使えますが、日程を入れないと予定表とは言えないし、欲を言えば仕事・家庭・趣味あたりでタスクを分類した上で一括管理したい。
というわけでできるようにプロパティを追加していきます。

最初に「Add a property」をクリック。

プロパティ名を「日程」に変えて、PROPERTY TYPEを「Text」から「Date」に変更。

その後に右側の「Empty」をクリックすれば、日程を登録できるようになっています。

「Include time」をオンにすると時刻まで設定できるようになります。

「End date」をオンにすると終了日時も設定できるぞ!

日程の次はカテゴリ設定を追加します。
「Add a property」をクリック、プロパティ名を設定して、PROPERTY TYPEを「Text」から「Select」に変更。

「Empty」を押すと入力欄が出てくるので、ここに「仕事」と入力。

すると「Create 仕事」という表示が出るので、ここをクリックして設定を完了します。

ステータス、日程、カテゴリを設定するだけでもだいぶ予定っぽくなりました。拍手。
さらに赤枠部分をクリックすれば、自由にテキストやチェックリストをページと同じ要領で編集することが可能です。

……話は脱線しますけど、タスク情報にメモとかチェックリストを好きに突っ込めるの、結構画期的じゃありません???
「このタスク、やることが細々たくさんあるんだよなー」という時に、ここにチェックリスト突っ込んでおけるのがとにかく便利で……めちゃくちゃ案件整理しやすくなりました……有難うNotion……さすがにやりすぎだと思うからやってないけど、ここに入れ子でデータベース作れるって知ってるんだからな……めちゃくちゃすごいね……

 

さて。話を戻して、もうひとつ別カテゴリのタスクも作ってみます。

未着手グループの部分の「New」を押して、新しく生成されたタスクのタイトルを変更。


その後タスクをクリックすると、先程と同じような編集画面に移動します。

自動でステータスは「未着手」になってるぞ。あたまがいい。

カテゴリを編集しようとすると、先程登録した「仕事」カテゴリが選択できるようになっています。

今回登録するのは家庭のタスクなので、先程と同じ要領で「家庭」カテゴリを作成、登録。

一度登録した項目は、以後選択肢として表示されるようになります。

プロパティの種類は他にも色々用意されていますが、私はステータス、日程、カテゴリのみ登録して運用しています。

さて。仕事タスクをふたつ、家庭タスクをふたつ登録した状態にしてみました。

各タスクはドラッグ&ドロップで別グループに移動できるので、未着手から作業中に、作業中から完了にというステータス変更をマウスで簡単に行うことができます。
これでいわゆるカンバンタイプと呼ばれる様式のタスク管理ツールになりました。

……Notionのデータベースの真髄はここからなんですよ。はい。

左上の「Add a view」をクリック。

ビュー名を「カレンダー表示」にして「Calendar」を選択、そして「Create」をクリック。

さっき登録したタスクがカレンダー形式で表示されました。

そう、Notionのデータベース機能は、登録したデータをいろんな形式の表示に切り替えることが可能なのです。

先程まで「Add a view」と表示されていたところが「カレンダー表示」に切り替わっていると思いますが、ここをクリックすると最初のボード表示に切り替えることができます。

これだけでも便利なんですが、さらに私の場合はボード表示をふたつ追加します。

最初につくったボード表示とまったく同じかたちでビューが生成されます。
ここで「仕事タスク」のビューを表示させた状態で、右上の「Filter」をクリック。

「Add a filter」をクリックすると入力欄が3つ出てくるので、「カテゴリ」「Is」「仕事」と設定。

仕事カテゴリだけの表示になりました。

同じ手順で家庭タスクのビューも家庭カテゴリだけの表示に切り替えて……最初に作ったビューの名前を変えて……ビューの順番を入れ替えて……

カンバン様式・カレンダー様式を自由に切り替えられる予定表の完成です。

 

ちなみに各ビューの右上にある「Properties」から登録タスクの表示様式を変更することができます。

こんな感じで登録したタスクを、カンバン形式で見たい時はカンバン形式で、カレンダー形式で見たい時はカレンダー形式で表示できます。さらにタスクごとに情報をフリーダムに書き足すことができるという……こんな自由度の高いツールが無料で使えていいのか……?

データベース機能のおかげでタスク管理がだいぶマシになりました。有難うNotion……。

1 2 3 4