Google アドセンスの審査落ちは広告とSEOの知識があれば大体回避できる

こんにちは、こんばんは、おはようございます。利鷹です。

 

各記事・作品への拍手ぱちぱち、そしてサイト制作講座へのコメント等有難うございます。まだ導入の導入しか書いていないような制作講座ですが、サイト制作をなさっている方の一助になっていれば幸いです。

 

さて。

 

先日とある方のブログでこちらの記事が紹介されたらしく、更新していないにも関わらず閲覧数がぽつぽつ増加しております。有難い話です。

 

ようこそ異邦の方、こんなオタクサイトによくぞ参られた。

 

このサイトは管理人が好き勝手に載せたいものを載せているため、オタク向けコンテンツとWebマーケの話と日常の話が混在するカオスな個人運営のサイトです。モチベ維持と本業(※広告代理店所属のWEB屋)の勉強を兼ねて、一部広告を掲載しています。主にGoogle アドセンスというやつですね。ほかにもアフィリエイトサイトにいくつか登録しています。

 

こんなごった煮サイトなので、検索からの流入はサイトの作り方を知りたいオタクが7割、BL作品を読みたい腐女子が2割、WEBの各種ツールについて調べている真面目な方が0.5割、あとはその他みたいな、漂流地のようなところです。

もしかしたら人によっては「なんでこのサイト、Google アドセンスの審査通ってるんだ???」と思われているかもしれません。

 

そう、Googleが提供するアフィリエイトサービス、 Google アドセンスはがっつり審査が入ります。

 

そしてこのGoogle アドセンス、けっこう審査に落ちるサイトが多いらしく、kindle unlimitedには審査を通すための方策を示した電子書籍が大量に並んでいます。なんか噂では10回くらい落ちるかたもいるとか、何とか。

そういう界隈では「アドセンスの審査を通したい! でも通らない!」という話をよく見かけるんですが、実は個人的には虚像ウッソだろ……?」と思っています。

というのも私、過去にこのサイト含め3サイト審査申請をしたことがありますが、審査落ちの経験はこのサイトで1回だけ。

そしてこのサイトも2回目の申請で審査を通過しています。

ついでに言うと私の場合は、審査落ちの段階で「あ、たぶん原因はこれだわね」と仮定して、原因を取り除いてから再審査を受けるというフローを経て無事通過しています。

特に悩むことなくすんなりできてるのは、私が特別な存在だから……ではなく、仕事柄広告とSEOの知識があるからです。

 

そしてGoogle アドセンスは広告とSEOの知識があれば、そこまで苦労することなく審査を通過することができます。

(なお収益になるかはまた別の話。アドセンスだけでのマネタイズは修羅の道なので、よほど本腰入れないと「お小遣い稼ぎ♡」みたいなのは無理だと思っておいた方がいいです。kindle unlimitedでGoogle Adsenseの審査を通す方法は山ほど出ますが、Google Adsenseで収益化する方法は一気に数が減るはずです。収益化できない人間の方が多数派なんですよ。やるならがっつりアクセスが伸びるジャンルを選定して競合分析して、みたいな話を根気強く地道に継続する必要があります。一度爆発すれば手入れの頻度は下げても問題ない気がしますけど……私の個人的な試算だと月3万PVで大体千円とかそんな世界のはずです。サイトによるけど)

 

というわけで前置きが長くなりましたが、それでもGoogle アドセンスは憧れだから審査を受けたいという方へ。わしも、わしもじゃ。というわけで利鷹式SEO知識をふまえたGoogle アドセンス審査攻略方法を書いてみようと思います。

まずはGoogleの審査基準を予測しよう

Googleは明確な審査基準を公開していません。

ここから先の話はあくまで利鷹個人の経験則による予測と妄想でしかありません。 と留保したうえですすめます。

 

Googleの審査基準を一言で言うと「公序良俗に反しない、閲覧数が見込めるサイト」であるかどうかです。

 

Google アドセンスはサイト内に設ける看板のようなものです。Googleは広告を出稿したい色んな企業を集めて、各サイトの看板置き場使用権を競売にかけます。見事競り勝った企業の広告がGoogle アドセンスの広告として看板置き場に表示されるという仕組みです。この流れがプログラムによって高速かつ大量に行われています。

 

さて。お金を出して使用権を勝ち取った看板置き場が、えちえちつゆだくはーとまーく♡なサイトだったら、会社によっては大問題に発展します。

 

しっかりした会社であればあるほど、会社の信用やイメージをひどく損なうような場所に広告が出ることを嫌うものです。違法サイトなど以ての外、犯罪に協賛しているように見られてはかなわない。

 

……という感じで、公序良俗に反するサイトへの広告出稿はトラブルの元です。

もちろんそんなの気にしねえ! という豪気な企業もありますが、ここは厳しい、ここは緩いなんて判別しながら競売を振り分けるなんて手間を払えるような数じゃありません。

だからGoogleは看板の置き場になるサイトを分け隔てなく全部審査するのです。元々クリーンなサイトだけを揃えておけば、個別対応するよりコスパよくトラブル回避できるでしょう。

余談ですが看板の置き場であるサイトの管理者側も、載せたくない看板を除外する機能があります。googleの広告審査だけでは判別しにくい、特定クラスタに不快感をいだかせる広告は勝手にサイトの管理者側が跳ね除けてくれるという寸法よ。Googleあたまいいな。

 

googleは企業から広告費をもらい、企業はその広告を見た人が商品やサービスを買うことで利益を得ます。当然その利益が払った広告費より下回ってばかりだと、企業は広告費に予算を出さなくなります。だって赤字だもんね。Googleは広告費をもらいたいので、より良い看板置き場を求めています。

 

ここでいう良い看板の置き場とは何か。それすなわち、クリック数の多いサイトです。

 

各サイトのクリック数は、広告の閲覧数✕閲覧数に対するクリック率で算出されます。しかし審査が通らないことには、どのくらい広告が閲覧されるか、どれくらいの割合でクリックされるかなど誰にも分かりません。この辺はマジでサイトの内容やバナー配置によって全然変わってくるので、予測なんて正直できねえんだわ。

 

そこで審査の時に参考にするであろう数字が、サイト自体の閲覧数です。

 

「このくらいサイトが閲覧されていれば、広告の閲覧・クリックも見込めるだろう。」

 

そういう観点で審査をしているはずです。

 

最悪クリックされないとしても、google広告の中にはクリック数よりも閲覧数に重きを置いたプランがあるので、そちらの広告が掲載されれば単価は低いものの、それだけで利益につながります。googleはとにかくたくさんの人に見られるサイトに広告を表示させたいはずです。

 

以上の理由から、Googleの審査基準は「公序良俗に反しない、閲覧数が見込めるサイトであるかどうか」だと言い切ってほぼ問題ないと考えています。

 

「公序良俗に反しない、閲覧数が見込めるサイト」にするために

それでは「公序良俗に反しない、閲覧数が見込めるサイト」にするためには何が必要なのかを考えていきましょう。

 

「公序良俗に反しない」は比較的分かりやすいはずです。違法サイトはつくらない、R指定や二次創作などのグレーゾーン、明らかなデマも基本的に避ける、過激な表現も控えめに。

「は? このサイト二次創作載せてるじゃん」と思った貴方。当サイトは二次創作ページに広告出ないよう設定しています。ついでにブログも記事ごとに広告出稿の有無を設定できるようにしてたりします。閑話休題。

 

少なくとも上記を守れば、公序良俗に関して引っかかることはほぼありません。

 

え? アダルトサイトに広告を張りたい? Google アドセンスはあきらめましょう。そういうジャンルの広告を取り扱っている会社がほかにあるので、基本的にはそちらと契約することになると思います。そういう商材取り扱ったことないので詳細まったく知らんけど。自己責任でよろしくお願いいたします。私はやらん。

 

公序良俗に反するサイトは作らないぞ、と決意した皆様が次に考えるべきは、どうやって「閲覧数が見込めるサイト」だとGoogleさんに認識してもらうかです。

 

これを考えるときに強力な武器となるのが、SEOの知識なのです。

「SEO施策がなされている=閲覧数が見込める」になりやすいわけ

SEOとはSearch Engine Optimizationの略で、日本語に略すと「検索エンジン最適化」といいます。

 

検索エンジンというのは、Google・Yahoo・bingなどなど、ウェブサイトを検索するときに使うあいつらです。ネットの海で無数につくられているウェブサイトを機械的に解析し、サービス利用者=検索して何かを調べようとしているひとに該当情報が載っていそうなページを一覧で提案するシステムのことを検索エンジンと呼びます。

 

そして「検索エンジン最適化」というと、Webマーケティングの世界では「検索エンジンからのアクセス数が増えやすいサイトにすること」という説明をされることが多いと思います。

 

正確に言うと「そのサイトのコンテンツを探し求めているユーザーに提案してもらえるように、コンテンツ内容を検索エンジンが読み取りやすい形に調整する」ことを指します。

料理ブログを運営しているなら料理の情報を探している人に、俳優のファンサイトを運営しているならその俳優の情報を探している人に、オタクサイトを運営しているなら同じオタクに。その橋渡しをする検索エンジンに対して、「うちのサイトはこういう情報を載せていますよ」と分かりやすくすることをSEO施策といいます。

 

昔は「アクセスを伸ばすこと」にだけ重きがおかれ、ブラックハットと呼ばれる閲覧者にとってあまりよろしくない手段が多くとられていました。たとえばサイトの内容にまったく関係なくても検索ニーズの高いキーワードを大量に詰め込んでおくとか、自前で200サイトくらい準備して『他のサイトから大量にリンクされている』という実績を捏造したりとかです。

しかし最近の検索エンジン(主にGoogleさん)はそういった手段をとるサイトの評価を下げて検索に上がりにくくしてるので、昔よりもだいぶマシになりました。(それでもまだ200サイトくらい作る手法は一部企業では現役だったりします。昔は粗雑に作りまくっていたものですが、きちんとコンテンツのあるしっかりしたサイトを200件くらい作って、さらにそのサイトもメンテナンスしつづければGoogleのプログラムも文句言えなくなるので……)

 

何はともあれ、簡単に言い換えるとSEOとは「検索エンジンを通じて、サイトを見てほしい人に見つけてもらえるようにすること」です。これをしっかり踏まえてサイトを運用すれば、Google アドセンスの審査はさくっと通るようになるはずです。

SNSでサイトに誘導してるけど、それだけではだめなの? という話

結論から言うと、審査という意味ではだいぶ厳しくなると思います。

なぜかというとSNSでの集客は一過性です。Twitterは特に顕著で、ツイートをして、それが拡散されている間しかリンククリックされません。

 

例えば当サイトのブログ記事を例に挙げると、Twitterで告知ツイートをすると2、3日の間はアクセス数が伸びますが、その後はぴたっとアクセスが止まります。せいぜい1日に1、2アクセスあればいい方、みたいな数字に落ち着いていきます。もちろんフォロワー数が少ないというのもあると思うんですが、Twitterからのアクセスに持続性はありません。アクセスを維持しようと思うと毎日記事リンクをツイートするとか、そういう施策をやっていく必要があると思います。

 

ツイートが鬼バズしたら違うのかもしれませんが、基本的にツイートでの告知はかなり賞味期限が短いと思っておいた方がいいです。(余談ですがInstagramとTwitterだとInstagramの方がまだ賞味期限が長いしマネタイズは簡単だと思います。めちゃくちゃ時間と労力が必要だけど。私はInstagramに時間を割く余力が……いまのところない……)

 

なにはともあれ、SNSでの集客は一過性であることがほとんどなので、おそらくgoogle アドセンス審査にはあまり影響しないと思います。継続的にアクセスが見込めると思われないと審査のプラスにならないんじゃないかな……。

 

一方検索エンジンからの流入は、その情報を求める人さえいれば継続的にアクセスが見込めます。ざっくりした話をすると、当サイトのサイト閲覧の7割は検索エンジン経由での流入です。そして検索エンジンからの流入については、特に減少することもありません。むしろ記事を投稿する度に底上げされていく印象があります。

 

このように、検索エンジンからの流入は爆発はしなくてもずっと積みあがっていく傾向があるので、検索エンジンで表示されやすいSEO対策を施されたサイトはGoogle アドセンスの審査も通りやすいだろう、という話です。

SEOにおけるGoogleの評価ポイントは大きく5つある

それではSEO対策とは何かといえば、雑にいうと「Googleに『このサイトには役に立つ情報がある』と評価される」ということです。

 

具体的に言えば、下記の項目5つが審査基準だと思われます。

 

「信頼性がおける」

「ユーザーが求めている情報がある」

「他のサイトにはない情報を継続的に更新している」

「誰でも情報にアクセスできる」

「アクセスを伸ばす意思がある」

 

公序良俗を気にしつつ、この5つをクリアさえすれば、おおむねgoogle Adsenseの審査には通るはずです。 それでは順番に何をする必要があるのか、項目ごとに解説していきましょう。

「信頼性がおける」サイトとは

Googleが「信頼性がおける」と評価する基準は、大きく以下の4つだと考えられます。

 

①独自ドメインが設定されている
②管理者の情報と問い合わせ先が明記されている
③プライバシーポリシーが明記されている
④いろいろなサイトからリンクされている
⑤ SSL証明書を登録している

 

④の「いろいろなサイトからリンクされている」⑤「SSL証明書を登録している」についてはプラスアルファの話に近いので、google アドセンスの審査を通すだけならまず①から③をクリアしましょう。

 

 

①独自ドメインが設定されている

独自ドメインの取得には必ず費用が発生します。 変な話、「無料で乱雑に増産されたサイトではない」というだけでも印象が違います。

 

そもそも2016年あたりからgoogle アドセンスに新規登録して審査する場合、独自ドメインが必須になっています。独自ドメインは必ず設定しましょう。

 

ひとつ審査が通ればはてなブログなど独自ドメインが持てないサービスでも審査が通る……という話も聞きますが、私は全部独自ドメインで通しているので真偽のほどは分かりません。

 

 

 

②管理者の情報と問い合わせ先が明記されている

これは本名である必要はなく、「どういう人間がこのサイトを運用しているか」というプロフィールを明記しましょう、というお話です。

 

このサイトの場合ABOUTページがそれに該当します。ハンドルネームや簡単なプロフィールを書いておくことで、どういった立場の人間がサイトを公開しているかを把握しやすくするのです。

 

そしてただ公開するだけではなく、その人に連絡をする手段を用意しましょう。何か記事に問題があったら連絡できる、という形にしておくのが重要です。

 

メールアドレス記載に抵抗がある方はメールフォームを設置しましょう。

メールフォームを設置するならSSL証明書も取得した方がいい [PR]

SSL証明書はプラスアルファの話ですが、ユーザーからの送信を暗号化するために必要なので取得をオススメします。SSL証明書なしでお問い合わせフォームを作ると、場合によっては送信内容が第三者に引っこ抜かれたりするよ。

有料サーバになりますが、エックスサーバー、さくらインターネット、ロリポップ、ネットオウルあたりは無料でSSL証明書が取得・設定できますし、Wordpressの導入も簡単なので私はこのあたりをだいたいオススメしています。


③プライバシーポリシーが明記されている

メールフォームへの問い合わせで得た個人情報や、google アドセンスなど導入したシステムで収集するCookie情報などの取り扱いをどうしているのかを明記しましょう。 「何を書けばいいか分からない」という方は審査が通っているサイトのプライバシーポリシーをいくつか参考にして、自分のサイトに必要そうな部分をピックアップしてアレンジしましょう。

 

 

 

これだけ準備しておけば、Googleは最低限の信頼性があると認識してくれる気がします。

そうでなくとも独自ドメインや管理者情報、連絡先、プライバシーポリシーの有無は案外見られていたりするので、用意しておいて損はありません。これがあるだけで「ちゃんとしている」感が出せるのでオススメです。

「ユーザーが求めている情報がある」サイトとは

この項目はちょっと分かりにくいと思いますが、基本的には新しいページを作成する時、つまりはブログや創作物を更新する際に気を付けるべきものです。あるいは既存のページごとに対応していく必要があります。

 

まずは「このページに辿り着く人は、こういう情報を求めている人だろうな」という予想を立てるところから始めていきます。

もしくは「こういう情報を求めている人に来てほしいな」という逆方向から攻めても問題ありません。とにかく「こういう情報を求めている人」というターゲットを仮定する必要があります。

 

そしてその仮想ターゲットのことを妄想するのです。

 

「この人はきっと、こういうキーワードで検索をかける」

「この人はきっと、こういう検索結果を見つけたらクリックする」

「この人にはきっと、こういう答えを提示すれば喜ばれる」

 

妄想が済んだら、

 

① 検索するであろうキーワードを本文の中に取り入れて記事を書く

② クリックしてくれそうなタイトルを設定する

③ 記事の中で必ず「答え」を明示する

④ 読みやすいように文章を整理し、見出しをつける

 

この4つを踏まえて記事を準備しましょう。

 

HTMLの知識があるならマークアップにまで気を使えば、よりSEO的な評価が高くなると思います。が、最近はタイトルと本文への記載さえあればGoogleさんはある程度拾ってくれます。

ついでにいうとGoogleさんはページ滞在時間も計測しているっぽいので、ユーザーの読みやすさを踏まえ、適度に画像を入れるようにアドバイスしているところもあります。が、最初はあまり気にしなくていいと思います。キーワードの入れ込み、クリックしやすいタイトル、答えの有無、適切な見出しを心掛けるのが第一です。

「他のサイトにはない情報を継続的に更新している」サイトとは

これは比較的分かりやすいです。

 

①コピペしないで1記事1500文字くらいは書く(適切な引用は可)

②定期的に更新する

③だいたい10ページ以上公開する

 

情報は日々更新されていくものなので、Googleはあまりに古い情報しか載っていないサイトは「正しいかどうかわからない情報を載せている」として評価を下げていると考えられます。

そこそこ定期的に更新して、最新の情報を提示しているかというのが評価ポイントになるわけです。 過去に投稿した記事を後日追記して修正したりしても、そこそこSEO的評価が上がるといわれています。

 

①コピペをせずに1記事1500文字くらいで②定期的に③10ページ以上更新すれば、おおむね「そのサイトにしかない情報」が蓄積されている状態になります。たとえ他のサイトで似たような情報が得られるとしても、そのサイトの管理人の切り口で編集された情報として機能するので、独自性があると認識されやすいはずです。

 

ちなみに当サイトが最初審査落ちしたのはおそらくここの②「定期的に更新する」と③「だいたい10ページ以上公開する」をクリアしていなかったからです。サイトをプレオープンさせて1か月くらいで申請しましたからね。継続実績とページ数が足りなかったんだと思います。

ブログ記事を増やして次の月に申請したら通りました。

「誰でも情報にアクセスできる」サイトとは

これはもうざっくり行きましょう。スマホ対応しているサイトです。

 

より評価を上げようと思ったら音声読み上げ対応などもしていくべきでしょうが、個人でやるならスマホ対応で十分です。

 

Webは「いつでも、だれでも、どこからでも」情報を閲覧できることが理想だと聞いたことがあります。あらゆる媒体で閲覧できるサイトはSEO評価が上がりやすいです。

そして近年はもうスマホからの閲覧が圧倒的に多い状況です。なのでスマホ対応しておけば最低限「いつでも、だれでも、どこからでも」をクリアしていると考えていいでしょう。

「アクセスを伸ばす意思がある」サイトとは

これも簡単。

 

①google analyticsを導入しましょう

②google search consoleに登録しましょう

どちらもWeb解析ツールですが、google analyticsはWebサイトの総合的な分析をするためのツールで、google search consoleはgoogle検索での評価に特化した分析ツールです。

使い方や導入方法はぐぐればすぐに出ますし、無料で使うことができます。

そしてふつうに便利なので、よく分からなくてもとりあえず導入しておきましょう。

 

 

 

以上!

 

これらをクリアしたうえで申請すれば、ほぼほぼ審査が通ると思います。

すくなくとも私はこれでスムーズに申請が通りました。

 

Google アドセンスの審査にお悩みの方がもし居たらぜひ一度お試しください。

創作・同人クラスタ向けサイト制作ブートキャンプ 1.ウェブサイトが表示される仕組みを大雑把に理解する

こんにちは、こんばんは、おはようございます。利鷹です。

皆様、前回の記事やイラストへのWEB拍手ありがとうございます~!
コメントも有難うございます、ブートキャンプ制作の励みになります……!!

 

と、いうわけで早速、創作・同人クラスタ向けサイト制作ブートキャンプの始まりです。

 

まずは大雑把に、ウェブサイトがどんなふうに表示されているのかという仕組みを把握するところから始めましょう。「昔タグうちでウェブサイトを作っていました!」という方にとっては既知の内容かと思いますが、思い出しがてら眺めていただけると幸いです。

創作・同人クラスタ向けサイト制作ブートキャンプ
1.ウェブサイトが表示される仕組みを大雑把に理解する

① 世の中のウェブサイトは大体HTMLでつくられている

ところでこのサイトにお越しの皆様は、当サイトのトップページをご覧いただいたことがありますでしょうか。

 

流行のデザインではないと思いますが、結構お気に入りです。

 

さて。

 

こちらのサイトは(ごりっごりにWordPressをカスタマイズして作ってるので正確には違うんですが)HTMLという言語で書かれています。

HTMLがどういった言語なのか、サイトを普通に見ているだけでは表に出てこないので、おそらくイメージしにくいんじゃないかと思います。

ですので、HTMLが一体どういうものなのか、実際にみてみましょう。

 

view-source:https://leographism.website/

 

上記をコピペしてブラウザのURL欄に貼り付け、Enterを押すと……

 

 

ずらーっとたくさん何かが書かれていますね。

ここで使われている言語こそが、ウェブサイト制作で主に使われているHTMLというやつです。

 

このHTMLや後述するCSSなどを使い、テキストエディタを使ってサイト制作する過程をコーディングと呼びます。私の周りのオタクはタグ打ちと呼んでいた気がします。

 

この講座のゴールは、自分で調べながらHTMLやCSSでコーディングできるようになることです。

 

「Photoshopとかクリスタで画面をつくるのと全然違う!!!」と頭を抱えたくなるかもしれませんが、仕組みが分かれば未知の呪文から読解できるデータに変わるので、めげずにお付き合いいただけると幸いです。

そもそもHTMLとは何者なのか

HTMLは「HyperText Markup Language」の頭文字をとったものです。

日本語に翻訳するなら、「ハイパーテキストをマークアップするための言語」です。

 

……とは言ってみたものの、

 

「ハイパーテキストって何やねん」

「マークアップって何やねん」

 

というふたつの疑問をクリアしないと謎の単語のままです。という訳でそれぞれの話をしていきます。

ハイパーテキスト=ハイパーリンクを張ることができる文書

ハイパーリンクというのは、こういう感じ(ブログトップに移動します)でクリックすると別のページに移動することができる機能、あるいはその機能を設定した箇所のことです。略してリンクと呼ばれることが多いと思います。

 

ウェブでは当たり前のように使われている機能ですが、リアルからウェブへの転換において、ハイパーリンクは利便性を上げる大きな機能のひとつでした。

 

例えば論文や学術書などのお堅い書籍には大抵、参考文献として別の方の著書がリストアップされていたりします。

理解をより深めるためにはそういう参考文献に当たる必要が出てくるんですが、リアルだと自分で購入する、図書館で探すなどしないと読むことができません。

 

しかし論文をネット上で公開するなら話は別です。参考文献も同じようにネット上に公開されてさえいれば、論文から参考文献にハイパーリンクを張るだけで、読んでいる人間はすぐにそちらへアクセスすることができるようになります。

別の文書を参照する、という場面において発生する物理的な制約を、ウェブはハイパーリンクという機能によって取っ払えるというわけです。

 

(余談ですが、そもそも最初期のインターネットは研究機関のデータやりとりのために使われていたそうです。なのでHTMLも表組みだとか区切り線だとか、論文書くのに必要そうなものがある程度揃ってます。)

 

というわけで、HTMLはハイパーテキスト=ハイパーリンクの機能を持つ文書を作るための言語、というところまでは読み解くことができると思います。

 

次の謎ワードは「マークアップ」ですね。

 

マークアップとは、文書に機械のための目印をつけること

……と、説明しても、おそらくどういうことなのかイメージがしにくいと思います。機械のための目印ってなんじゃらほい、となりかねないので、簡単な例を使って説明しようと思います。

まずはこちらを御覧ください。

 

 

この資料を見ながら「この資料の見出しは何でしょう?」「献立のメニューはいくつありますか?」と質問されれば、大半の人は難なく答えられるんじゃないでしょうか。

 

 

ところがどっこい、機械がこの資料を読み込むと、こんなふうになってしまうんじゃ。

 

 

機械学習や専用のプログラムを入れていない限り、機械が読み込めるのはただのテキストでしかありません。どこからどこまでが見出しで、どれが献立のメニューなのか理解できない。

そこで必要になるのが「ここが見出し!」「これが献立のリスト!」といった具合に、機械が判別できるように目印をつける作業です。

「<h1>から</h1>までが見出しだよ」 「<ul>から</ul>までの間がリストで、各項目は<li>と</li>で挟む形で列挙してるよ」

 

こういう目印をつけてあげることで、ようやく機械は見出しやリストの中身を判別できるようになるわけです。

 

この<●●>・</●●>の形式で書かれる目印をタグと呼び、タグを使って機械向けの目印を文書につけていく作業をマークアップといいます。

 

つまりHyperText Markup Language、HTMLとは。

「タグと呼ばれる機械向けの目印をつけることで、ハイパーリンクの機能を持つ文書を作成するための言語」ということになります。

 

② マークアップは機械のために、デザインは人間のために

さて。ウェブサイトはマークアップさえできればOK! というわけではありません。

先程例にあげた、HTMLでマークアップされた献立表を見てみましょう。

HTMLでマークアップされているので、機械は問題なく「ここは見出し」「ここはリストの項目」というふうに認識できます。

このマークアップをHTMLファイルに書き込んで、そのままブラウザで表示するとこんな感じ。

 

 

ブラウザ側で最低限の調整をかけてくれるので、このままでも取り敢えず読めるコンテンツにはなります。

ですが「年配の方にも見えるようにもっと文字を大きくしたい」「テキストは中央寄せにしたい」などなど、プラスアルファの装飾をしたくなる場面があります。

コンテンツ量が多ければ多いほど、読みやすくするための調整が求められますし、趣味や創作の発表をするサイトであれば、「こういうふうに魅せたい!!」という制作者側の欲求も当然出てくるでしょう。

 

90年代に自分でサイトを作っていた古のオタクたちは、そういうときに<font>タグや<center>タグというものを使って文字の装飾を行っていました。

 

 

ところでこの<font>タグや<center>タグ、最新のHTMLではさっくり廃止されています。

この辺りのタグは世に出回っている教本からもほぼ駆逐されているはずなので、<font>や<center>を使ってるだけで地味に年代がバレる案件です。お気をつけください。

 

<font>タグや<center>タグが何故廃止されたのか。

ざっくりと説明すると「マークアップとデザイン(装飾)の設定は分離しておいたほうが便利なのでは?」という考え方のもとに、HTMLのルールが再整理されたからです。

 

というのも、マークアップとデザインは明確に目指すものが違います。

 

マークアップは、コンテンツを機械向けに加工する作業。

そしてデザインは、コンテンツを人間向けに加工する作業です。

 

マークアップもデザインも、コンテンツを分かりやすく加工するための作業であることに違いはありません。しかしそれぞれが対象にしているのは、機械が相手か、人間が相手かという違いがあります。

 

マークアップとデザインは役割が違う作業だから、それぞれ別のファイルに分けて管理しよう。それならマークアップのためにあるHTMLには、デザインのためだけのタグっていらないよね?

という流れで、<font>タグを始めとした装飾をするためだけに存在したタグは廃止された、というわけです。

 

さて、マークアップにはHTMLを使いますが、デザインには何を使うのか? という話ですが、ウェブ上ではCSS(Cascading Style Sheets。詳しい説明は後日に回します)という言語を使うのが一般的です。

 

例えば先程の献立。

「年配の方にも見えるようにもっと文字を大きくしたい」 「テキストは中央寄せにしたい」

というデザインの要求が発生したとします。

 

そういうときにはHTMLで書いたHTMLファイルとは別に、CSSで書いたCSSファイルを用意して、そちらでデザインの設定を管理してしまいます。

 

 

こうしておくことで、コンテンツを修正したいときはHTML、デザインを修正したいときにはCSSを編集する、といった具合に整理できるというわけです。

(まあ、現場・実務では「そんなきれいにやってられねえ!!!! とにかく表示されればいいんだよ!!!!」という精神でHTMLとCSSのファイルを分離せずに書いてるケースも多々見受けられます。Googleもそんなに最近は気にしてなさそう、というか時と場合によっては推奨してたりするのでこの辺の使い分けについては、その……プラスアルファの話です!!!!

このようにHTMLとCSSを使っていくのがサイト制作の基本です。

 

③ ウェブサイトはサーバーがないと公開されない

HTMLファイルとCSSファイルを準備した! これでサイトが公開されたぞ! ……という風にはいきません。

ファイルを作っただけで他の人に公開されていたら、セキュリティやばすぎ案件です。

 

それじゃあどうやって公開するのかというと、Webサーバーと呼ばれるものを準備して、そこにファイルをアップする必要があります。そこまでやって初めて、いろんな人に作ったサイトを見てもらえる状態になるのです。

(実際に見てもらえるかはまた話が別ですが、一旦そこは忘れましょう)

 

サーバーには色々な種類がある

ところでネット上で良く耳にする「サーバー」とは、一体ナニモノなのでしょう。

 

サイト制作の情報を検索していると時々、「サーバーとはファイルの倉庫である」という説明をしているページが見つかりますが、この表現は正確ではありません。

 

サーバーとは提供者(Server)の名の通り、他の端末からの要求を受け取り、それに応じた機能を提供するコンピュータ・ソフトウェアを指します。

提供する機能によって、メールサーバー、データベースサーバーなどの種類がありますが、そのうちのいくつかをご紹介すると……

 

・IPアドレスとドメインを紐づけるDNSサーバー

・メールの送受信を行うメールサーバー

・格納されたファイルを元にウェブサイトを表示するWebサーバー

・ファイルのアップロード・ダウンロードを行うFTPサーバー

 

……等々、いろんな種類のサーバーがあります。

(DNSサーバーはちょっと特別なサーバーなので脇において)ひとつのコンピュータにメールサーバー、Webサーバー、FTPサーバーなど複数の機能を持たせていることもあります。

 

もしかしたらお察しの方もいるかもしれませんが、作ったサイトを公開するためには、上記で挙げたWebサーバーを準備し、FTPサーバーを通じてファイルをアップする必要があります。

ウェブサイトの仕組み

HTML・CSS・そしてWebサーバー。色々な用語が出てきましたが、実際にどんな仕組みでウェブサイトが表示されているのか、図にしてみましたのでご覧ください。スマホの方は……ピンチインで拡大してご覧ください……。

 

 

私たちは基本的にウェブサイトを表示するとき、ブラウザと呼ばれるソフトを使用しています。

Microsoft Edge、Google Chrome、Mozilla Firefox、Safariなどをお使いの方が多いと思います。

 

さて。

ブラウザの上部にあるアドレスバーと呼ばれる場所に、URLを張り付けてエンターを押せば、サイトが表示される……というところまではご存じの方も多いかもしれません。

https://leographism.website/website_bootcamp/index.html

URLとは、インターネット上でファイルの場所を指定し、アクセスするための文字列です。

https://の部分で接続方法、leographism.websiteでドメイン名を指定します。

ドメイン名というのは、ネットワーク上における住所のようなものです。
本来コンピュータはIPアドレスをネットワーク上の住所として使っていますが、やっぱり人間にはちょっと覚えにくいものです。

そこで「ホニャララというIPアドレスのサーバーにあるフニャラカというディレクトリ(いまはフォルダみたいなもんだと思っておいてください)、これにleographism.websiteというドメインを割り振って同じ場所を示すことにします」という登録設定を行います。

そうすると、この「ホニャララというIPアドレスのサーバーにあるフニャラカというディレクトリ」と「leographism.website」が同一の場所を指すものだと認識され、ドメインがURLとして使えるようになる、というわけです。(余談ですが世界中にこの設定を浸透させるためのサーバーがDNSサーバーです。詳しい仕組みはこの講座では解説しないので、興味のある方はぐぐってください。)

その後ろにディレクトリ名、ファイル名と続きます。
ファイル名が省略されている時は、基本的にはindex.htmlを表示するように設定されています。

 

このURLを使って、ブラウザは「このファイルを表示させてください」とサーバーにお願いするわけです。

 

それを受け取ったサーバーは、閲覧権限などをチェックしたうえでindex.htmlを呼び出し、ブラウザに表示させます。ブラウザはさらにそのindex.htmlの中身をチェックして、「このstyle.cssを読み込んでデザイン設定として使ってね」「このページのマークアップはこうやで」という指示を元にウェブページを表示します。

 

私たちが普段見ているウェブサイトは、ざーっくり説明をすると

 

①ブラウザがWebサーバにファイル呼び出しを要求する

②ブラウザが呼び出したHTMLファイルやCSSファイルを元にページを表示する

 

という流れで表示されているわけです。

 

HTMLやCSSを書いていく作業、最初は途方もない作業に思えますが、慣れていくにつれて簡略化したりテンプレート化したり、とりあえず立ち向かえるようになるはずです。多分。

 

ひとまず今回のポイントとして

 

・ウェブサイトはHTMLでマークアップして、CSSでデザイン設定をするのがスタンダード

・マークアップとはタグ(<●●>・</●●>の形の記述)を使って機械向けの目印をつけること

・作ったファイルをウェブサーバーにアップロードすることでウェブサイトを公開できる

 

この3つを覚えていただければまずは大丈夫です!

創作・同人クラスタ向けサイト制作ブートキャンプ。

分かりやすいのか分かりにくいのか謎ですが、今後もこんな感じで続きますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 

次回「サイト制作に必要なものを揃えて使い方を覚える」編。

気長にお待ちいただければ幸いです!!!

 

サイト制作ロードマップ

≪序≫ すべての道は基礎に通ず

入門編

1.ウェブサイトが表示される仕組みを大雑把に理解する(このページ)
2.サイト制作に必要なものを揃えて使い方を覚える
3.HTMLの基本テンプレートを理解する
4.コンテンツをマークアップする
5.パスの考え方を理解する
6.CSSの基本を覚える

実践編

1.サイトの設計図を作れるようになる
2.2カラムデザインのPCサイトをつくれるようになる
3.メディアクエリやgrid、flexを駆使してレスポンシブ化する
4.javascriptのライブラリを利用できるようになる

補足(ウェブ制作に関連する話題)

1.同人屋・創作者は個人サイトを作らなくてもSNSだけで十分なのか論考

 

ちょっとしたお願い

各記事に設置しているWEB拍手や利鷹宛のマシュマロメールフォームなどで「この辺もっと分かりやすくしてほしい」「ここが分かりやすかった」「この用語もっと詳しく解説して」等あれば参考にしますのでお教えください。

敢えて講座内ではそぎ落としている内容もあるので、実際に反映されるかは分かりませんが……補足が必要かな、用語解説いるかな、と思ったら別記事をまた作ることもあるかもしれません。

今後ともどうぞよろしくお願いいたしますー

創作・同人クラスタ向けサイト制作ブートキャンプ《序》すべての道は基礎に通ず

まずは色々始めるまえに。

 

サイトに訪問いただいた皆様、ウェブ拍手有難うございます! ブログやイラストへのぱちぱちだけでなく、コメントまでいただけてぴょんぴょんしました。「個人サイトまた作りたい」と思っていただけたということで……あ、ありがたい……有難い……オタク兼ウェブ屋冥利につきる……。

 

ということで、覚悟をきめて始めることにしました。

 

『創作・同人クラスタ向けサイト制作ブートキャンプ』!!!

もともと、以前軽い気持ちで「ブログ記事どんなの読みたいですか?」とTwitterアンケートを取ったら、『知識ゼロから始めるウェブサイト制作講座』に票が集まり……それならサイトの作り方、書いてみるか……?! ということで構想だけは練っていたのです。

 

裏側の話をすると、去年『同人屋・創作者は個人サイトを作らなくてもSNSだけで十分なのか論考』というブログ記事をアップしたところ、「同人 サイト」だとか「同人 ブログ」等々のキーワードでそこそこアクセスを集めるようになってしまい……作り方書いてないの流石に申し訳ないな、しかしもっといろいろ……詳しいサイトはあるよな……と、うにょうにょしていた訳ですが。いただいた拍手コメントがとても嬉しかったので更新開始に踏み切りました。本当にありがとうございます!

 

どのくらいの時間と分量になるか検討ついていませんが、皆様の同人・創作ライフにウェブサイトという可能性を増やすことができれば……それはとっても、すてきだなって……。

創作・同人クラスタ向けサイト制作ブートキャンプ
《序》すべての道は基礎に通ず

この講座が目指すゴール

今回のサイト制作講座を書き始めるにあたり、目指すゴールを下記の通り設定しています。

 

①ウェブサイト・インターネットの仕組みを大雑把に理解する
②HTML、CSSで書かれたソースコードをある程度読み書きできるようになる
③レンタルサーバの準備からサイト公開まで自分でできるようになる
④HTML、CSSのリファレンスを参照して、ウェブサイトを好みのデザインに調整できるようになる

 

おそらく「2000年代前後のオタクがサイト制作の時に使っていたやり方を、近年の仕様にアップデートした形で覚えよう!」という具合の内容になります。

 

ですので「どんな形でもいいから今すぐサイトを作りたい!」という方には不向きです。

 

そういう方はwixとかペラいちとかを使ってのサイト制作がおすすめです。あとURL気にしないんだったらNotionでページ作って全体公開してしまうのが多分一番速いよ。最近はポートフォリオNotionで作ってるひとも見かけるし……。

 

というわけで、爆速でサイト制作したいという方は、「wix サイト 作り方」とか「Notion サイト 作り方」とかで検索して調べていただいた方が建設的です。

この講座はこんな人にオススメ

先述の通り、この講座は爆速でサイト制作をしたいという方には向いていません。 じゃあどんな人に向いているのかというと……

 

【とにかく自分の思った通りにサイトを作りたい人】

 

この一言に尽きます。

 

「ここに! ここに画像を出したい!!」
「文字サイズは! こう!!」
「色は! 行間は! 動きは! こう!!」

 

そんな頭から爪先まで、兎にも角にも自分の思い描くサイトを作りたいという方にオススメです。

 

なぜならHTMLタグとCSSを用いるウェブ制作の基礎を身につければ、新しいタグが出てきてもちょっと対応しやすくなる、他の方法を採用したときにもワンランク上のサイトが作れる、PHPやjavascriptといったプログラムを勉強するとっかかりになる等、やれることが格段に増えるからです。

 

他のサイトのソースコードを読んで、何を書いているか分かるようにまでなればこっちのもの。他のサイトを参考にしながら色んなデザインを実装できるようになります。

 

自分の創作物を自分の思う形で発表したい。そんなオタクの方々はぜひこの講座を覗いてみてください。けして楽にウェブサイトを作れるわけではありませんが……沼ると楽しいよ!!!!!!

 

サイト制作ロードマップ

≪序≫ すべての道は基礎に通ず(このページ)

入門編

1.ウェブサイトが表示される仕組みを大雑把に理解する
2.サイト制作に必要なものを揃えて使い方を覚える
3.HTMLの基本テンプレートを理解する
4.コンテンツをマークアップする
5.パスの考え方を理解する
6.CSSの基本を覚える

実践編

1.サイトの設計図を作れるようになる
2.2カラムデザインのPCサイトをつくれるようになる
3.メディアクエリやgrid、flexを駆使してレスポンシブ化する
4.javascriptのライブラリを利用できるようになる

補足(ウェブ制作に関連する話題)

1.同人屋・創作者は個人サイトを作らなくてもSNSだけで十分なのか論考

 

ここまでやれば「2000年代前後のオタクがサイト制作の時に使っていたやり方を、近年の仕様にアップデートした形で覚える」というゴールに届くはずです。多分。

 

より自分好みのサイトにしたり、機能を追加しようと思うとまた違うことを覚えないといけませんが、とりあえずは上記のロードマップに沿って書いていこうと思います。

 

正確さよりもイメージのしやすさを目指して書くので、正しい知識は他のサイトに委ねるスタイルになりますが、皆様の参考になれば幸いです。

同人屋・創作者は個人サイトを作らなくてもSNSだけで十分なのか論考

こんにちは、利鷹です。

 

爆発を続ける仕事の合間に、ウェブサイトへ色々機能を追加しました。

①試験的にブログランキングに参加

「個人サイトの集客ってどこでやったら良いものかしらね?」と色々探してるんですが、利用者が多く、個人が登録しやすい、となったら各種大手のブログランキングサイトがまだ根強いのかしら……?
という予測から、ブログページのみ登録してみました。
記事へのコメント機能があればブログ村にも登録できるんですが、私はマシュマロとメールフォームにコメント機能を絞っているので、人気ブログランキングのみ利用しています。
ランキングサイトへの出入りだけでなくブログ自体のPV数もカウントしてくれるのがブログ村の利点なのですが、今回は見送りです。
というわけで、『この記事おもろいやん、他のやつらも読んだらええやん』と思ってくださった方はページ下部にひっそり張ったランキングバナーをクリックしていただけると、ランキングが上がるらしいです。気が向いた時にはよろしくお願いいたします。

②プッシュ通知機能を追加しました。

恐らくブログを開いた時に、プッシュ通知を受け取るか受け取らないかの選択をするポップアップが表示されるようになったはずです。
SNSや登録しているサーチエンジン等で告知はしているんですが、皆さんお忙しいだろうし……いっそ更新通知を直接お送りできたらお互い楽なのでは???
という思い付きでプッシュ通知を実装しました。右下に設置したベルマークのアイコンからいつでもオン/オフを切り替えられます。
0時から6時の間の通知は避けつつ、一次創作、二次創作、頒布物、ブログの更新を行ったタイミングで通知をしようと思っています。

③ブログに人気記事ランキングを追加しました

閲覧数をもとにブログの人気記事を表示する機能を追加しました。
人気記事の傾向をみてブログのネタを考えるかもしれないし、特に気にせずいつも通りかもしれません。
初めてブログにお越しになった方が過去記事を辿るときの参考になれば、くらいの軽い気持ちでの実装です。

 

さて。
此処まで読んだ方のなかには、「サイト運営って面倒だな???」と思った方も多いのではないでしょうか。

 

そうなんですよ!!!!
ウェブサイトってやつは、こだわればこだわるほど手間のかかる子なんですよ!!!!!!(愛)

目次

ことの発端 ~同人活動してるひとって個人のウェブサイト作りたいものなのだろうか~

先日、日常アカウントの方でこんなアンケートを取ってみました。

 

い、意外と『べつにいらない』勢が少ない……。

 

多分「その他」は結果が見たいか、すでにサイトを持っている方でしょうか。
「その他」以外に投票した69人中、21人が「作りたい」、33人が「ほしいけど面倒・知識がない」に票を入れたことになります。

 

そうか、そんなに……ウェブサイトを持つことに興味がある人達がいるのか……。
観測範囲だと同人活動してる人が投票してくれてる気配がする……。
それならばオタク兼ウェブ屋の端くれである私の知識が、役に立つこともあるかもしれぬ……。

 

という訳でウェブサイト制作に関する話題もブログで書いていこうかなーと思うんですが、まずは「そもそもウェブサイトって必要なの?」という話からしていこうと思います。

 

「もっと色んな人に作品を見てもらうんだったら、ウェブサイトって作った方がいいのかな?」とか考える方も多いと思うんですよ。
だけどおそらく、作り方や作った後の運用に関する知識がなくて、何となくSNSで活動している、という方もけっこういらっしゃるのでは?

 

利鷹個人としては「別にSNSだけでもOKって人はSNSだけでいいと思うよ、目的に合わせて用意したらいいじゃん、だがしかし個人サイトはいいぞ」という感じのスタンスなのですが、そもそもスタンスを定めるだけの判断材料がない……という方に向けて、インターネットにおける作品発表の場について、それぞれの特徴をまとめてみようと思います。

インターネットにおける作品発表の場ポジショニングマップ

まずはインターネット上の作品発表の方法をざっくりカテゴライズしたうえで、「自由度の高さ」「更新のしやすさ」という軸でマッピングしてみました。

①SNS

Twitter、Instagram、創作特化だとpixivや小説家になろうなどを想定しています。
厳密には違いますが漫画投稿サイトなんかもSNSのくくりにしていいのかもしれません。

②各種外部サービス

各ブログサービスやポイピク、privatterなどのサービスを想定しています。
近年のウェブサービスはSNSに紐づいているものが多いですし、①と②でほぼSNSみたいな感覚になってる方が多い印象ですが、どうだろう……?

③ウェブページ生成サービス

無料サービスだとwixやGoogleサイト、有料だとペライチやBiNDupなどの簡単にウェブサイトを作成するためのサービス。
私はほとんど使ったことがないのですが、合同誌やプチイベントの告知サイトで使用している方も結構見かけますね。

④静的サイト

HTML・CSSを中心で制作したプログラムを使わず構築するウェブサイトです。
使っても外部サービスから借りてきたjavascriptのライブラリやウェブ解析くらいで、あとはタグをごりごり書いていくスタイル。
fontタグやframeタグで盛り上がるオタクがかつて運営していたウェブサイトが大体これです。

⑤動的サイト

CMSと呼ばれる管理機能をつっこんだ、プログラムで動かすウェブサイトです。
WordPressというオープンソースを突っ込むのが個人サイトでは主流でしょうか。あとはDrupalとか。
(余談ですが企業サイトでもWordPressはけっこう使っているのを見かけます。以前はMovableTypeという有料CMSも多かった印象ですが、弊社の案件では最近見かけていないな……。)

⑥動的サイト+

便宜的にプラスあり・なしで分けてみました。CMSをつっこむのは変わりませんが、要はカスタマイズをするかどうか、という話。
ちなみに当サイトLEOGRAPHISMはここに該当します。WordPressをインストールしてごりっごりにカスタマイズしています。

 

更新の手軽さという側面ではSNS・各種外部サービスがやっぱり強いです。
インターネットに慣れてさえいればほぼ知識のない状態でも作品をアップして公開できる環境が整っています。

 

ただしSNSのほとんどはデザインや見せ方については各サービスに依存しているため、自由度はどうしても低くなります。
デザインまでしっかりこだわりたい!! という欲求を満たそうと思うと、静的サイトや動的サイトをカスタマイズして作ることになります。

 

ウェブページ生成サービスやカスタマイズなしの動的サイトは、それぞれに用意されたデザインテンプレートの量やカスタムしやすさによって自由度が前後します。
自由にデザインを作る、というよりは好みのテンプレートを選んで色や画像を差し替える、くらいの感覚で利用する形になると思います。

自由度・更新のしやすさ両方から見たら動的サイトをカスタマイズするのがさいつよ!!
と思いがちです(実際自由度は高いし更新もそこそこしやすいんです)が、ここで立ちふさがるのが知識の壁です。

 

 

ご覧の通り、動的サイトのカスタマイズは個人サイトの構築手法としては、恐らく難易度が一番高くなっています。
カスタマイズを全くしないというのであれば、HTML・CSSで一通りサイト制作ができる方なら、ちょっと検索すればインストールして運用するくらいなら出来るはずです。
作業的にはごりごりタグ打ちするよりWordPressインストールする方が断然楽ですね。有料サーバなら自動インストール機能もあったりしますし、インストールさえしてしまえばタグ打ちしなくてもブログ感覚で管理画面から更新できます。

 

とはいえHTML・CSSの知識がほとんどない状態で作れるのは、ウェブページ生成サービスくらいまでじゃないかなーと思っている次第です。
そこから先はある程度調べたり勉強したりが必要になってくると思います。

特に動的サイトのカスタマイズをやろうと思うとHTML・CSSだけでなくPHPなどのプログラミング知識が必要なることもあるので、難易度がぐっと上がります。
本当に好きなデザインで動的サイトを作ろうと思ったら、それなりの知識と費用を準備するか、制作会社や流れのフロントエンドエンジニアに頼る、みたいな世界になります。
(ちなみに私が知っている制作会社だと、WordPressサイトカスタマイズの相場は50万くらいですかね……もっと安いところも高いところもありますし、カスタマイズの内容やページ数によっても変わりますが……)
というわけで、個人が趣味で手を出すにはけっこう敷居が高くなっています。
制作のために必要な知識はほとんどウェブ屋の先輩方がインターネット上にやまほど置いてくださっているので、情熱を傾けて調べたり勉強したりさえすれば無料で作り上げることも可能ではあるんですが、あんまり現実的ではない、かも……?

 

自由度の高さ、更新のしやすさ、制作の難易度を見て、自分の目的に合わせてサイトを作るか作らないか、作るならどんな方法をとるかを選ぶのが良いのかなーと考えています。

SNSとウェブサイトそれぞれの特徴

「それで結局、SNSだけでいいの? ウェブサイトも作った方がいいの?」という話になると思うんですが、利鷹個人の考えを言ってしまうと、

 

「仲間と盛り上がりたい、同好の士とつながりたいだけならSNSでOK」
「それ以外の人にも広く訴求したいなら、手間はかかるけどウェブサイトも用意した方がベター」

 

という感じです。

SNSの利用者は「興味のあるもの」をベースに追いかける

TwitterやPixivでイラストを検索するとき、皆さんはユーザー名での検索と好きなジャンル名での検索、どちらが多いでしょうか。
私の場合は圧倒的にジャンル名での検索が多いです。好きなカップリング名や作品名で検索し、素敵な作品を見つけて場合によってはその人をフォロー。完全に余談ですが最近Pixivで検索しまくっているのはガノリンです。ガノンドロフが好きなんです仕方ないよね……。

 

インフルエンサーやつよつよクリエイター、著名人、話題の人物でない限り、不特定多数の人に検索されるユーザー名、というは少ないんじゃないでしょうか。
基本的にSNSは自分の興味に基づいて情報を収集するものですから、それ以外のジャンルから見つけてもらうことは想像している以上に難しいと思います。
逆に同じものに興味がある、同じものが好き! という方とは繋がりやすいツールです。
なのでひとつのジャンルでずっと活動している方や、ハマっているジャンルについて沢山発信する方であれば、同好の士が多いSNSを探してそこで発信するのが一番見てもらえる確率が高いはずです。
(ちなみに投稿するサイトを変えるだけで閲覧数がガッと変わるという話は結構聞きます。閲覧数が伸びない、という方は別のサイトを探してみるのも手です。)

ウェブサイトはインターネットに作る孤島、すべてを自分で作り上げることが可能な実験場

ウェブサイトにはSNSのような、色んな人に見てもらう力はありません。
特に開設したての頃は完全にインターネットの海に浮かぶ孤島なので、閲覧数が全然伸びない、というのが普通です。
しかし何もかもを自分で作らなければいけないがゆえに、SNSではできないことを試せる場所でもあります。

 

例えばウェブ解析を入れて、いつどんな場所からサイトに流入してきたか、どんなページが閲覧されているかを確認できるようにしたり。
自分で好きに制御できるプッシュ通知を入れてみたり。
創作以外の趣味について語る場所をつくってみたり。

 

あの投稿は閲覧数が伸びた、この検索ワードでサイトに来る人がいた、この機能がよく使われている、などなど。
いわゆるPDCAを回しやすいのがウェブサイトの強みです。データはひとをちょっとだけつよくするよ。

 

ですので同好の士以外の人たちにも訴求したい! と思ったらSNSだけでなく、ウェブサイトを持つのはひとつの手だと思っています。
特に「とにかくいろんなところにお仕事の営業をかけていきたい!!」という方には簡単でもいいのでウェブサイトを持つことを個人的にはオススメしています。
(広告代理店や個人の方だとSNSだけでしか活動していない方に声をかけることも多いんですが、「しっかりした窓口がない相手は不安だなー」と敬遠する企業もそれなりにいらっしゃいます。ウェブサイト持ってるだけで、創作界隈のことをまったく知らない人にも活動している感が出せる、みたいなところは……正直、ありますね……)

続けやすい場所で投稿するのがいちばん、作品の発表方法は目的に応じて選ぶのが吉

私の場合はひとつのジャンルにとどまって作品を作り続ける、というのがどうしても向いていない&Twitterだと日常ツイートも交じって閲覧性が下がるなーと感じていたので、ウェブサイト制作に踏み切った、という経緯もあったりします。
SNSも使いつつ、自分の作品やブログをカテゴライズしたうえで集約した方が、将来的には閲覧数が伸びるかなー? という実験中です。
閲覧数はともかく、作品を見てくださっている方とのコミュニケーションはSNSだけで活動していた時より明確に増えたので、作ってよかったなーと感じています。
見てくださる方がより楽しめる形で発信したいですしね。

 

それと私はかなり三日坊主なところがあるので、閲覧数やコメント以外にもモチベーションを保つ目的でAdSenseを導入しました。
これもいまのところ成功している気がします。到底お小遣いにもならない収益ですが、グラフでちょっとずつ(0.01円ずつとか)増えているのを確認すると、「なんかまたイラスト描こうかな……」とか「この前考えてたこと、ブログ記事にしてみようかな……」という気持ちになるので、現金なものです。

 

創作に限らず、何かを長く継続することは難しいものです。
だからこそ、長く継続しているコンテンツはそれだけでひとつの強みを持っているといえます。
なので「仲間と一緒に楽しみたいのか、それ以外の人たちも視野に入れるのか」「どうやったら一番長く続けられるか」をベースに発表の場を選ぶのがいいんじゃないかな、というのが私の考えです。

サイトを作りたいならWordPressをインストール→好きなテーマ(デザインテンプレート)を選ぶのが今のところおすすめ

「なるほどサイトを作りたい!!! というわけでオススメの作り方教えて!!!!」と聞かれると悩みますが……

 

①できるだけ簡単に作りたいならwixやGoogleサイトなどのウェブページ生成サービス
②デザインをとにかく好みのものにしたいなら、テンプレートサイト利用&タグを勉強して静的サイト
③更新のしやすさを考えるならWordPressインストールして好きなデザインのテーマを入れる

 

こんな感じかな……と思います。
そして私は長く続けられるかは更新性にかかっていると思っているので、余裕があるなら③のWordPressを使う方法をオススメします。
WordPressをサーバにインストール後、好きなデザインのテーマを探してきてアップロードし適用させれば、比較的好きなデザインに寄せたうえでブログのように更新していくことができます。

 

成人向けコンテンツがないなら個人的なオススメはスターサーバーのやXfreeのPHP・MySQL使用フリープラン。利用期間の更新手続きを定期的に行う必要がありますが、無料で使える&WordPressの自動インストール機能がついているので、少し調べるだけで簡単にインストールまで済ませることができます。
(有料だともう少し選択肢は広がりますが、無料でWordPress使えるところは結構少ない気がします。ちなみにLEOGRAPHISMは有料サーバです。)

Xfreeの会社がやってる初心者向けWordpressサービス「wpX ブログ」[PR]

上記で記載しているXfreeの運営会社、エックスサーバー株式会社が提供している、無料でWordpressが使えるサービスがあります。
個人的な印象でしかありませんが、成人向け描写がないのであればエックスサーバーのサーバ選んでおけば問題ないでしょ、と過信しています。実はスターサーバーを運営しているネットオウルもエックスサーバーの関連会社だぞ。



「とりあえずよくわからないけどWordpressのサイトを作ってみたい」という方はこちらを使ってみるのもひとつだと思います。

 

あとは無料のWordPressテーマを探して、「外観」メニューからインストールすればOK、という寸法です。
インストールの方法は「wordpress テーマ インストール方法」で検索すれば色々出てくるので割愛しますが、個人的に「同人サイトによさそうなテーマだなー」と思ったものをいくつかピックアップしてみました。
使ってはいないので使用感はちょっと分からないんですが……ご参考までに。

創作・同人サイト向けに特化したWordPressテーマ「EASEL」

サイト制作支援サイト「do」を運営しているガタガタさんが制作した、創作・同人サイト特化のWordPressテーマです。
イラスト・小説の投稿に対応していて、作品をアップするのに使い勝手がいいテーマになっています。

 

サイトらしさを出せるWordPressテーマ「Personal」

あまり他のテーマでは見かけないタイプのデザインが目を引くテーマです。
写真を入れ替えて自分のイラストにしたりするとかっこいいんじゃないかなーと思います。

 

ポートフォリオ向けのWordPressテーマ「Fukasawa」

動画などにも対応しているポートフォリオ向けテーマです。
シンプルかつおしゃれなテーマなので、イラスト中心のサイトによさそうなイメージです。

 

 

文章を魅せるためのシンプルなWordPressテーマ「Write」

文章を主役にするためにシンプルに仕上げられたテーマです。
ブログっぽさは否めませんが(というかWordpressはブログつくるためのCMSなので大体ブログっぽくなりますが)小説メインで活動なさっている方にはこういうテーマもいいかしら、と思います。

 

知識はない! それでもWordPressをカスタムして作りたい! という方は

……ご、ご予算と余裕をもったスケジュールをいただければ、ご相談に応じます……?
なぜ疑問形かというと、本業が爆発しているのでどんなに頑張っても納品に半年はかかりそうなのと、個人の方がぱっとご用意できる金額感じゃなくなりそうなので……現実的では、ないように思います……。

 

どうしても、という方はお見積いたしますので、お問い合わせフォームからその旨ご連絡ください。

 

……ウェブサイト作るの楽しいよ!!!!!!

私が高村玲緖だったころ。

祝!!! 広告!!!!! 掲載!!!!!!!

唐突な雄叫び失礼しました。
年賀イラストの方でもご挨拶しましたが、ブログでも改めて。
明けましておめでとうございます。利鷹です。(ご挨拶が小正月に間に合ってよかった……)

昨年の11月にサイトをプレオープンして、そろそろ2ヶ月弱。
できたてほやほやのサイトをいろんな方にご覧いただいたり、日常アカウントの方でも皆さんにかまっていただいたりと大変ありがたい1年でした。
今年ものんびりサイト更新を続けていこうと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

ところで先日、高校時代に部活でつくった文芸誌をパラパラと眺めていたんですが、なんとびっくり自分のPNを見たら今とおんなじ『利鷹』でした。
この時代からペンネームこれでしたねそういえば!!!!! と思い出して、ちょっと白目むきそうになりました。
15年もこのペンネーム使ってるのか……このブログ高校時代の知人が見たら即身バレする可能性があるってことか……まあいいけど……

そんな感じでずっと長く使っているPN(HN)ですが、実は数年間、別のHN(それも複数)で活動していた時期があります。
そのHNのひとつが、高村玲緖でした。

目次

高村玲緖は何をしていたのか

ちょっと色々考えて、利鷹名義のアカウントから離れて活動しようと思って作ったのが高村名義のpixivアカウントでした。

活動ジャンルは刀剣乱舞、小説メインでくりつるでへしさに、その他特殊解釈オンパレードの人を選びそうな作品でしたが、思いの外色んな方に読んでいただけました。巨大ジャンルすげえ……と思ったのを覚えています。(当時の作品はほとんど二次創作のページにアップしていますのでご興味のある方はそちらをご覧ください。)

twitterでも色んな方とおしゃべりさせていただいて、楽しく活動させていただいていました。そしてしばらくしてから刀剣乱舞の二次創作サイトを立ち上げました。

うん。この腐女子、別名義でもウェブサイト作ってたんですよ。
さらにそこから色んなご縁があって、他の方のウェブサイトを作らせていただいたりもしていました。

例えば刀剣乱舞の合同誌の告知サイトを作ったり、

日野杏寿先生の画集の告知ページを作ったり(※音が鳴ります、ご注意ください)、

栗原ちひろ先生の情報サイトを制作させていただいたりしていました。

他にもいくつか合同誌の告知サイトやポートフォリオ用ページ制作のお手伝いをしていました。
見覚えがある方は指さして笑ってください。私でした。

ついでにウェブ制作を副業にできないかなー、とぼんやり考えて作った個人サイトもあったりします。

広告代理店とかいう魔境に入社してからは、激務が恒常化したのと、利鷹としての活動が徐々にまた増えてきたことで、高村としてのウェブ制作はほとんどできなくなりましたが……。

他にも初めての小説同人誌を発行させていただいたり、合同誌にお邪魔させていただいたりと高村玲緒という名前でずいぶんと得がたい経験をたくさんさせていただきました。
これからは利鷹として活動していこう、と決めたものの、高村としての経験や活動は私の宝物なので、できるだけまるっと持っていきたい……。ということで今回、高村としての活動がどんなものだったのかを皆様にお伝えしようと思った次第です。

HNを変えても活動ジャンルを変えても私は私だった

話はごろっと変わりますが、利鷹という名前はラテン語の「leoライオン」の綴りから決めた名前でした。
発音は多分「れお」より「りおう」に近いから、「りおう」という音に漢字を宛てよう。そう思って電子辞書で延々と漢字を見比べていた記憶があります。

「鷹」の字を見つけたとき、「あっ、グリフォンじゃん」と思ってそのまま採用しました。

鷹の頭と、獅子のからだ。知識と財宝を守るといわれているらしい、いかにも強そうな伝説上の動物。
同時にいつかネットでみつけた、「獅胆鷹目行以女手したんようもくおこなうにじょしゅをもってす」という言葉を思い出しました。
三輪徳寛という方が残した医学に携わる人へ向けた言葉だそうです。獅子のように動じない強い胆力、あらゆるものを見逃さない鷹の目、そして女性のようなやわらかく繊細な技術を以てことにあたりなさい、といった内容だと昔みたサイトには書いていました。(千葉大学のこちらのページに詳細が載っています。ヨーロッパから入った言葉みたいですね。)

高校生のころの私は、今以上に臆病で、世間知らずで、がさつで、強いものと賢いものにあこがれていました。
グリフォンや「獅胆鷹目行以女手」という言葉に、私はあこがれの何かを見た気がしました。

それからはずっと「利鷹」という名義を使っています。

今は「体は想像以上に頑丈だけど、あこがれたほどは強くも賢くもなってないな私……?」としみじみ考える訳ですが。
強くて、賢くて、やわらかい人。私のあこがれの形は多分ここなのだろうなと思います。

そしてそのあこがれを結局ずっと抱えたままだったわけです。
なにせ「頭が鷹で体が獅子「たか」むら「れお」」なんて名前を別名義にしちゃってますし。ついでに告白すると、もうひとつ名乗っていた別ジャンルのHNは「獅鷹」でした。
これこそ指さして笑え案件です。全然違う名前を名乗っておいて、掲げたあこがれは全く変えないままここまで来ました。

それならずっと昔からつきあってきた、利鷹という名前を大事にしようかな、と選んでつくった形がこのサイトです。
やらなくちゃいけないことも、やりたいことも、とにかくたくさんあって忙しいですが、今年ものんびりこの場所を育てていけたらなと思っています。

そういうわけで(どういうわけか)このサイトはとても雑多なサイトになります。

3年前、「広告代理店に入社して勉強しよう」と思えたのは、高村名義で活動していた時期に、いろんな方のウェブ制作のお手伝いをさせていただいたからでした。
おかげさまでWebディレクター兼フロントエンドエンジニア、今年で魔境4年目です。
まだまだ覚えないといけないことが山ほどありますが、蓄えたものをまたいろんな形で還元できないかなーと考えています。

と、いうわけで高村名義でやっていたように、ウェブ構築の話などもブログで書いていこうと思っています。
制作をお手伝いする時間が取れなくとも、勉強したものを守秘義務と義理に反しない程度にまとめて放出すれば、私も整理できるし、誰かの暇つぶしや調べごとのきっかけになるかもしれないし、もしかしたらウェブサイト作ろうとしている人の役に立つかもしれないし、うっかり閲覧数が伸びたら私にも広告収入が入るよ!!! これこそ円環の理ってやつです(違います)。

というわけで、このサイトは「腐女子が一次・二次創作かかわらず小説やイラストや漫画を載せたり、日記を書いたと思えば突然ウェブ制作について話を始めたり、調べごとをまとめたりする」という、方向性が迷子のサイトになっていきます。ライフログサイトを銘打ってるので仕方ないね。仕方ないか????

というわけでまとまりのないサイトになること請け合いのLEOGRAPHISMですが、これからもどうぞよろしくお願いいたします。


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